はじまりはあの時から。
「ねー、魁斗!

今日駅前に新しくできたドーナツ屋さんいこー?」


話の途中でららが自然な上目遣いで言ってくる


やべ、かわいすぎる


「お、おう。


○○駅の前だよな…?」



俺は少し同様したように言うとららは


「やったー!

じゃあはやくいこっ!」


そう言って俺の手をひっぱって走っていく



本当にかわいいな



○○駅についたら、俺はららとすぐに新しくできたドーナツ屋さんに入って席についた。


「魁斗は何食べるー?


私はこのドーナツにする!」


「じゃあ俺もそれにする


呼び出しボタンおしていいか?」


「うん!」


ここは、注文制のドーナツ屋。


ピンポーン



注文ボタンを押すと、すぐに店員がきた。


「これ二つで」


俺がそう言うが、店員から返事がない。


気になって顔をあげてみると



「…魁ちゃん?」


…まさか




「麻友?」



「う、うん

一緒にいるの彼女さん?


よかったね、彼女できて」



そう言って戻っていった
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