2人の総長に愛された地味子ちゃん。


「バカ…どこが大丈夫なのよ!」


「…奏が無事なら………よかっ…た」


そして、和人はゆっくりと目を閉じた。


…和人………?


嘘…。


「和人っ!!」


「大丈夫だ、息はしている。すぐに救急車を呼ぼう」


聖は和人の心臓の鼓動を確認し、


止血の処置をし始めた。



…何で和人がこんな目に。


こんなの、美嘉さんが生きていたら


望んでいないよ!!


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