2人の総長に愛された地味子ちゃん。



懐かしい海の香りがする。


塩のすっぱい香りが


私の心を再び縛りつけた。





奏は聖たちのアジトの前に立っていた。




夕日は海の水平線に掛かっていて、


辺りいったい焼けつくようなオレンジ色に


染まっていた。

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