依頼は織田探偵事務所まで
あ、悪ぃ。紹介が遅れたな。俺はこの事務所の所長の『織田湊(おだ みなと)』だ。

俺はその辺の探偵と違って若くして所長になった(まだ22だ)。おまけに腕もよし。

もっと言えば、自分で言うのもなんだが、顔が整っている。世に言うイケメンだな。

さらには最高にクールな性格。女から愛を囁かれた数は星の数より多いかもしれねぇ。

まぁ、俺は常にレディファーストだからな。俺に惚れるのも運命なのかもしれないさ。


「そんな俺は今日も優雅にコーヒーカップを傾け依頼を待つ…」


「なに妄想してんの?きめーんだけど。つーか依頼なんてなかなか来ないんだから掃除くらいしろよ」

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