ただずっと
でもその勘は間違ってなかったんだな。
だってオレやりたくてたまらねぇし。

「例え始まりは軽い気持ちでも夢中になれると思ったんならソレをやる。これ俺の好きな言葉!まぁ自分で考えたんだけど」

そうニコリとしながら言ってきたのは羽琉稀だった。
オレはその言葉に深く頷いた。

「オレやってみてぇ!なんか夢中になれる。そんな気がしてる」
オレがそういうとみんなが笑顔で頷いた。
その笑顔がすごく嬉しかった。

「ようこそ蕾謎咲-raimeisyo-へ!!」
「これからよろしくな?」
「人数増えたからやれることも増えたね♪」
冥也、羽琉稀、伊玖陵の順番にそう言った。
その言葉がオレにはすごく嬉しかった。
居場所ができた。
そんな気がした。
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