ただずっと
踊り終わった高蔵冥也とその仲間にオレはいつの間にか拍手をしていた。
そして今まで感じたことのない感情を覚えた

《やってみたい》

そう。この心しか今のオレにはなかった。

「葉嶋優洟都!俺等と一緒にダンスやんない?」

オレはその言葉にいつの間にか頷いていた。
たぶん本能なんだと思う。
これをやったら何かが変わる
そんな思いを持っていたのかもしれない。

「よっしゃぁーーーーーーー!!!!!!
じゃぁ優洟都!これからよろしくな?」

俺はまたうなずいた。


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