ただずっと

オレは正直に答えた。
「来るまではそうだった。でも見てたらオレもやってみたい。それしか思わなくなった」
「そ？ならいいや♪」
「いいのかよ」
オレは笑いながら言った。

「だって俺たちの踊り見てたときのユーイの顔スゲー生き生きしてたし。そんな顔する奴に悪い奴はいねぇと俺は思ってるから」
そー言って伊玖陵はまたオレに人懐っこい可愛い笑顔を向けてきた。
こいつモテるんだろなー何て思ってる自分がいた。

でもこいつらにはオレは心を開けるそんな気がしていた。