中距離恋愛
「とりあえず乾杯するか?」
みんなの前に飲み物と先付けが置かれ、早瀬先輩が言った。
「そうですね」
私が言って、夏帆と篠田さんがグラスを手にしたのを確認して、
「じゃあ、かんぱーい!」と早瀬先輩が音頭をとると、
「「かんぱーい!」」
と4つのグラスがカチンと音をたてた。
そのあと料理が運ばれてきて、テーブルがいっぱいになる。管理栄養士と言う仕事柄、そのメニューをじっくり見て、私は喜びの声を上げた。
「これ、すごいよ夏帆。
旬のものたくさん使ってあって、野菜もいっぱいで、バランスとれてる。見た目も綺麗で、しかも美味しい!」
「そうだね」
夏帆も笑顔で返してくれた。
しかし、私の意見に反論したのは早瀬先輩。
「それは女子の意見でしょう?
20代男子から言わせてもらえば、野菜メニューを1つ減らして、代わりに肉を使ったメニューを入れて欲しい。
そう思うだろ、剛!」
早瀬先輩に話しを振られた篠田さんは、ちょっと申し訳なさそうに、
「そうだな。
今日は部活してないからいいけど、部活したあとならちょっと足りないかも」
と早瀬先輩に賛同した。
みんなの前に飲み物と先付けが置かれ、早瀬先輩が言った。
「そうですね」
私が言って、夏帆と篠田さんがグラスを手にしたのを確認して、
「じゃあ、かんぱーい!」と早瀬先輩が音頭をとると、
「「かんぱーい!」」
と4つのグラスがカチンと音をたてた。
そのあと料理が運ばれてきて、テーブルがいっぱいになる。管理栄養士と言う仕事柄、そのメニューをじっくり見て、私は喜びの声を上げた。
「これ、すごいよ夏帆。
旬のものたくさん使ってあって、野菜もいっぱいで、バランスとれてる。見た目も綺麗で、しかも美味しい!」
「そうだね」
夏帆も笑顔で返してくれた。
しかし、私の意見に反論したのは早瀬先輩。
「それは女子の意見でしょう?
20代男子から言わせてもらえば、野菜メニューを1つ減らして、代わりに肉を使ったメニューを入れて欲しい。
そう思うだろ、剛!」
早瀬先輩に話しを振られた篠田さんは、ちょっと申し訳なさそうに、
「そうだな。
今日は部活してないからいいけど、部活したあとならちょっと足りないかも」
と早瀬先輩に賛同した。