中距離恋愛
朝食の食器を洗い、洗濯物を干して、部屋の掃除を始める。
やっぱり緊張が解けない。
ならば…いつもと同じように過ごしてみよう…そう思った。
そんなところに母から電話。
時刻は10時半。
「夏帆。おはよう。
彼氏、何時に来るんだっけ?」
「午後だよ。午前中は部活だから、向こうを出るときに連絡入るの。連絡きたら、母さんにも教えるから」
「分かった。
…あっ。お茶とコーヒー、どちらをお出ししたらいい?
御夕飯、食べて行くのかしら?」
「う~ん。
最初はお茶でいいんじゃない?
で、今日は実家に泊まるみたいだから、夕飯はいいよ。あまり長く引き止めてもだし…」
「そっか…、そうよね。
ありがとう。
じゃあ、連絡待ってるわね」
こうして母からの電話は切れた。
母も緊張しているのが分かる。
父も緊張しているのかな?
そう思いながら掃除の続きを始めた。
お昼は1人、うどんを作って食べた。
早紀は出掛けた。
「明日の夜、ちゃんと話を聞かせてね」
と言い残して…
1人で食べる食事は味気ないな。
ずっと、家族や早紀などの友達がそばにいてくれたことが、とてもありがたいことだと実感した。
やっぱり緊張が解けない。
ならば…いつもと同じように過ごしてみよう…そう思った。
そんなところに母から電話。
時刻は10時半。
「夏帆。おはよう。
彼氏、何時に来るんだっけ?」
「午後だよ。午前中は部活だから、向こうを出るときに連絡入るの。連絡きたら、母さんにも教えるから」
「分かった。
…あっ。お茶とコーヒー、どちらをお出ししたらいい?
御夕飯、食べて行くのかしら?」
「う~ん。
最初はお茶でいいんじゃない?
で、今日は実家に泊まるみたいだから、夕飯はいいよ。あまり長く引き止めてもだし…」
「そっか…、そうよね。
ありがとう。
じゃあ、連絡待ってるわね」
こうして母からの電話は切れた。
母も緊張しているのが分かる。
父も緊張しているのかな?
そう思いながら掃除の続きを始めた。
お昼は1人、うどんを作って食べた。
早紀は出掛けた。
「明日の夜、ちゃんと話を聞かせてね」
と言い残して…
1人で食べる食事は味気ないな。
ずっと、家族や早紀などの友達がそばにいてくれたことが、とてもありがたいことだと実感した。