中距離恋愛
ほかのお客さんはいなくて、鮎美がカウンターにケーキを乗せて見せてくれた。
ふんわりとした生地に、小さく切ってイチゴ·桃·パインが生クリームに和えて挟んであり、綺麗に仕上がっている。
「ありがとう鮎美。今すぐに食べたいくらいだよ」
鮎美に言うと、
「待ってて、夏帆。
端っこ、食べてみてよ。今、紅茶をいれるから」
そう言って、お皿にケーキを乗せてテーブルに置いた。
このお店は、買ったパンをその場で食べて行くことも出来るのだ。
私は鮎美の言葉に甘えて、ケーキをいただくことにした。
鮎美がティーカップを持ってきてくれた。
「いただきます」
フォークで割って、ケーキを一口食べた。
ふんわり甘い生地と、フルーツの酸味、甘さを控えた生クリームが、絶妙なハーモニーで口の中に広がる。
「美味しい!」
思わず上げた声に、鮎美が微笑む。
「良かった!
夏帆の彼氏の御家族にも、気に入ってもらえるといいんだけど…」
鮎美が微笑んだまま言ってくれる。
「うん。ありがとう」
私も笑顔で答えた。
鮎美がケーキを箱に入れてくれる。
ケーキの他に、先の好きなサンドイッチも買ってお店を後にした。
ふんわりとした生地に、小さく切ってイチゴ·桃·パインが生クリームに和えて挟んであり、綺麗に仕上がっている。
「ありがとう鮎美。今すぐに食べたいくらいだよ」
鮎美に言うと、
「待ってて、夏帆。
端っこ、食べてみてよ。今、紅茶をいれるから」
そう言って、お皿にケーキを乗せてテーブルに置いた。
このお店は、買ったパンをその場で食べて行くことも出来るのだ。
私は鮎美の言葉に甘えて、ケーキをいただくことにした。
鮎美がティーカップを持ってきてくれた。
「いただきます」
フォークで割って、ケーキを一口食べた。
ふんわり甘い生地と、フルーツの酸味、甘さを控えた生クリームが、絶妙なハーモニーで口の中に広がる。
「美味しい!」
思わず上げた声に、鮎美が微笑む。
「良かった!
夏帆の彼氏の御家族にも、気に入ってもらえるといいんだけど…」
鮎美が微笑んだまま言ってくれる。
「うん。ありがとう」
私も笑顔で答えた。
鮎美がケーキを箱に入れてくれる。
ケーキの他に、先の好きなサンドイッチも買ってお店を後にした。