中距離恋愛
その日は火曜日。
午前中の活動が終わり、給食の準備に入るとき。
「夏帆センセイ。凛ちゃん、元気ないよ」
と、中野凛(ナカノ リン)ちゃんと仲良しの西山聡美(ニシヤマ サトミ)ちゃんに声をかけられた。
すぐに凛ちゃんの方を見ると、机に伏せている。
急いで凛ちゃんのそばに行き、おでこに手を当ててみると、かなり熱い。
他の園児と給食の準備を美咲先生に頼んで、凛ちゃんの熱を計ると38.5℃あった。
凛ちゃんと一緒に職員室に行き、主任先生に説明をして、凛ちゃんのお母さんに電話をかける。
その時、
「繋がるといいな」と思ってしまった。
凛ちゃんのお母さんは看護師さんだ。
普通なら、子供が病気のときには¨いいな¨と思うかも知れないが、なかなか休めないのが実情。
『凛ちゃんの具合が悪いから迎えに来てください 』と連絡しても、『仕事を抜けられない』と断られたことがあったと、美咲先生に教えてもらっていた。
「はい、中野です」
病院に電話をかけて、凛ちゃんのお母さんに繋いでもらえた。
私は落ち着いて状況を説明した。
午前中の活動が終わり、給食の準備に入るとき。
「夏帆センセイ。凛ちゃん、元気ないよ」
と、中野凛(ナカノ リン)ちゃんと仲良しの西山聡美(ニシヤマ サトミ)ちゃんに声をかけられた。
すぐに凛ちゃんの方を見ると、机に伏せている。
急いで凛ちゃんのそばに行き、おでこに手を当ててみると、かなり熱い。
他の園児と給食の準備を美咲先生に頼んで、凛ちゃんの熱を計ると38.5℃あった。
凛ちゃんと一緒に職員室に行き、主任先生に説明をして、凛ちゃんのお母さんに電話をかける。
その時、
「繋がるといいな」と思ってしまった。
凛ちゃんのお母さんは看護師さんだ。
普通なら、子供が病気のときには¨いいな¨と思うかも知れないが、なかなか休めないのが実情。
『凛ちゃんの具合が悪いから迎えに来てください 』と連絡しても、『仕事を抜けられない』と断られたことがあったと、美咲先生に教えてもらっていた。
「はい、中野です」
病院に電話をかけて、凛ちゃんのお母さんに繋いでもらえた。
私は落ち着いて状況を説明した。