中距離恋愛
剛がそう言うと、みんなで目配せしあって、結局はキャプテンらしき人が代表で質問してきた。
「いつ結婚するんですか?」
「来年の6月」
「彼女さん、お仕事はしてるの?」
「保育士してる」
「付き合ったきっかけは?」
「同僚の結婚式であったのがきっかけだな」
「じゃあ篠田先生の一目惚れ?」
「いや…。
夏帆に一番最初に会ったのは、10年前に、この体育館だから」
ビックリした!
剛がそんなこと覚えているとは思いもしなかったから。
「えっ?どういうことですか?」
「俺が3年、夏帆が1年のときの中体連の大会で会ったのが、いちばん最初の出会い」
「…そのときに、篠田先生が一目惚れしたんですか?」
「んー。そのときのことは、まだ夏帆にも話したことがないから、お前たちにも教えない」
「えーっ。ケチ!
…じゃあ彼女さんは、そのときにのこと、覚えてますか?」
「……うん。覚えているよ」
「わぁスゴイ!
運命の再会だったんですね!」
「彼女さんも、バスケやってたんですよね?
今日の私たちの試合を見た感想は?」
「いつ結婚するんですか?」
「来年の6月」
「彼女さん、お仕事はしてるの?」
「保育士してる」
「付き合ったきっかけは?」
「同僚の結婚式であったのがきっかけだな」
「じゃあ篠田先生の一目惚れ?」
「いや…。
夏帆に一番最初に会ったのは、10年前に、この体育館だから」
ビックリした!
剛がそんなこと覚えているとは思いもしなかったから。
「えっ?どういうことですか?」
「俺が3年、夏帆が1年のときの中体連の大会で会ったのが、いちばん最初の出会い」
「…そのときに、篠田先生が一目惚れしたんですか?」
「んー。そのときのことは、まだ夏帆にも話したことがないから、お前たちにも教えない」
「えーっ。ケチ!
…じゃあ彼女さんは、そのときにのこと、覚えてますか?」
「……うん。覚えているよ」
「わぁスゴイ!
運命の再会だったんですね!」
「彼女さんも、バスケやってたんですよね?
今日の私たちの試合を見た感想は?」