中距離恋愛
~大地Side~
左紀から、
「夏帆が元カレにストーカーされているから助けてあげて欲しいの」
と頼まれたのは土曜日。
その日、夏帆は土曜保育で仕事に行っているらしく、保育園の近くまで迎えに行って欲しいということだった。
本当なら、俺じゃなく剛の役目。
でも剛は離れている。
お願いできるのは俺しかいないと言うことらしい。
剛の彼女として、5年ぶりに再会した夏帆。
剛の隣で幸せそうな彼女を見るのは正直キツイが、剛の隣だからこそ、許せる気持ちもある。
夏帆が笑顔でいるために俺が出来ることならば、助けてやりたいと思った。
少し迷ったが左紀にOKの返事をすると、剛に電話をかけた。
夏帆は剛に何も話してないらしく、左紀から聞いた話を説明した。
案の定、剛からは
「夏帆をよろしく頼む」と言われた。
夏帆が仕事の終わる時間に、保育園の近くのコンビニで、左紀と飛鳥と3人で夏帆が来るのを待つ。
だが、なかなか来る気配がない。
「早瀬先輩。
ちょっと見て来てもらっていいですか?
なんか、イヤな予感がします」
左紀に言われ、保育園に向かい歩いて行った。
「夏帆が元カレにストーカーされているから助けてあげて欲しいの」
と頼まれたのは土曜日。
その日、夏帆は土曜保育で仕事に行っているらしく、保育園の近くまで迎えに行って欲しいということだった。
本当なら、俺じゃなく剛の役目。
でも剛は離れている。
お願いできるのは俺しかいないと言うことらしい。
剛の彼女として、5年ぶりに再会した夏帆。
剛の隣で幸せそうな彼女を見るのは正直キツイが、剛の隣だからこそ、許せる気持ちもある。
夏帆が笑顔でいるために俺が出来ることならば、助けてやりたいと思った。
少し迷ったが左紀にOKの返事をすると、剛に電話をかけた。
夏帆は剛に何も話してないらしく、左紀から聞いた話を説明した。
案の定、剛からは
「夏帆をよろしく頼む」と言われた。
夏帆が仕事の終わる時間に、保育園の近くのコンビニで、左紀と飛鳥と3人で夏帆が来るのを待つ。
だが、なかなか来る気配がない。
「早瀬先輩。
ちょっと見て来てもらっていいですか?
なんか、イヤな予感がします」
左紀に言われ、保育園に向かい歩いて行った。