中距離恋愛
1度、控室に戻る。
そこで、髪とメイクを軽く直してもらう。
すると、左紀と美冬が先を争うように控室に入ってくる。
「お姉ちゃん!
ブーケ、私にちょうだい!」
と美冬。
「ちょっと夏帆。
ブーケは私にちょうだいよ!」
と左紀。
2人共、花嫁のブーケが欲しいみたいだ。花嫁のブーケを受け取ると、次に幸せな花嫁になれるって言い伝えもあるし。
左紀にも、美冬にも幸せになって欲しい。
でも私には、ぜひともブーケを受け取って欲しい人がいる。
だから…、
「ごめん。
左紀にも、美冬にもブーケを渡したいけど、それ以上に渡したい人がいるの。
その人に渡してもいいかな?」
そう言うと、2人は顔を合わせて、
「夏帆がそこまで言うなら…」
「お姉ちゃんがそう言うなら…」
と、分かってくれた。
「そろそろ時間だから、行こうか美冬」
「はい、左紀さん」
「夏帆。披露宴、楽しみにしてるからね」
「ありがとう、左紀。
スピーチよろしくね」
そうして2人は披露宴会場に向かった。
そして、
「そろそろ時間です」
と呼ばれ、剛と一緒にスタンバイをする。
そこで、髪とメイクを軽く直してもらう。
すると、左紀と美冬が先を争うように控室に入ってくる。
「お姉ちゃん!
ブーケ、私にちょうだい!」
と美冬。
「ちょっと夏帆。
ブーケは私にちょうだいよ!」
と左紀。
2人共、花嫁のブーケが欲しいみたいだ。花嫁のブーケを受け取ると、次に幸せな花嫁になれるって言い伝えもあるし。
左紀にも、美冬にも幸せになって欲しい。
でも私には、ぜひともブーケを受け取って欲しい人がいる。
だから…、
「ごめん。
左紀にも、美冬にもブーケを渡したいけど、それ以上に渡したい人がいるの。
その人に渡してもいいかな?」
そう言うと、2人は顔を合わせて、
「夏帆がそこまで言うなら…」
「お姉ちゃんがそう言うなら…」
と、分かってくれた。
「そろそろ時間だから、行こうか美冬」
「はい、左紀さん」
「夏帆。披露宴、楽しみにしてるからね」
「ありがとう、左紀。
スピーチよろしくね」
そうして2人は披露宴会場に向かった。
そして、
「そろそろ時間です」
と呼ばれ、剛と一緒にスタンバイをする。