運命のイケナイ恋〜永遠に <完全実話>
だけど、眠ろうと思っても悲しくて寝れない。


もちろん「できなかった」ことでの、

消化不良状態もあるけど(笑)




やっぱり、

「しゅんの気持ちはもうあたしには向いてないのかな?」

そう思うと眠ることができなかった。






気持ちよさそうに眠るしゅんに




「ねぇ!!!起きてよ」

とか、

「しゅん!!しゅん!!」

とか、




声を掛けてみるけど、半分寝ぼけたしゅんが

あたしに腕を回してきて眠るか、




『こっちおいで』



って言って眠るかぐらいで、

ちゃんと起きてはくれなくて、






拗ねてへこんだあたしは、

どんどんしゅんから離れるだけ。

しゅんが無意識に近づいてきても、

それをかわしてまた離れる。





くっついていたいのに、

一瞬でも離れたくないのに、



どうしても素直に隣にいって眠ることができなかった。











< 231 / 329 >

この作品をシェア

pagetop