運命のイケナイ恋〜永遠に <完全実話>
やっと言えたのは





「だって、寝ちゃって起きてくれないんだもん・・・」













その言葉に


「最中に」寝たんだよ・・・
そんなにあたしには魅力がない?
もう好きじゃない?



いろんな想いを込める。









しゅんは苦笑いして


『ちゃんと「おいで」って一緒に寝ようとしたじゃん?

 隣にちゃんと寝てるやん

 どうしたん?』






そう言う。

わかってる、

隣でしゅんが寝てる、




それだけで幸せなこと。

無意識でもしゅんがちゃんと抱きしめて寝ようとしてくれたこと。







でも、

最中で寝られたことなんてなくて・・・






それはものすごく

不安でたまらなかったの。










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