運命のイケナイ恋〜永遠に <完全実話>
けれど、それが怖くて 
あたしはただ気付かないふりをして、 
今までと変わらないメールを送るだけだった……






二人のために買った携帯は、
日に日にランプが光ることがなくなっていく……






一度は、 
もう終わりにしようと思ったくせに、 
あたしの決心なんて、 
『好き』
には勝てなくて、 
離れたくなくて、 
誰かに取られたくなくて、 



今までなら、 
把握していたしゅんの毎日がわからなくなったことで、 


『女』


の影に怯える。 



いるかいないか分からないのに、 
マイナスにしか働かないあたしの思考―――――





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