運命のイケナイ恋〜永遠に <完全実話>
「ばかじゃねぇの、こいつら」


って思ったのは間違いないな。








たわいもない話で笑い、
幸せを全身で感じているうちに時計の針はもう11時前になっていた。







『そろそろ、でよっか?』
「うん」




そしてまた駐車場でキスをした。





1時に出会って、
初めてキスをしたのは多分7時前くらいだった。


何時間も、お互いタイミングが掴めず、
あたしは不安でキスどころじゃない時間を過ごしたのに、
一度重なった唇は、
もう止めることができなくなっていて、
何度も何度も重ね、
愛を確かめる。












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