永遠を君に

二ヵ月してようやく退院できたあたしは張り切って学校にいってみると、周りの様子が違っていた。

「みんな・・どうしたの?」

「・・・・。」

みんな・・・無視?何かあったの?

不思議に思い咲の席にいって聞いた咲は

「私に気安く話しかけないでよ。」

えっ・・?咲まで・・・。何かあったの?

みんなの目線は一気に黒板のほうへと向き、あたしもみてみると。

「上杉蘭は学校1格好良い室田和と付き合ってて、いつもSEXばかりやってたせいでエイズになって病院送りになったヤリマン。おまけに病院は一ヶ月で退院したくせに夜遊びばかりしてうわきしてた欲求不満女」

「何・・これ・・・・。」

なんでこんなこと言われなくちゃいけないの?この二ヶ月間あたしは、痛みに堪えながらもずっと治療うけてたのに・・・。

いつの間にかあたしは走り出し、全部の教室を見て、保健室へと入る。

「何で全部の教室にこんなこと書いてるの・・?」

堪えていた涙が堪えれなくなったあたしはベットへ入り、声をおし殺して泣いた。