永遠を君に
ランが京都にいる最後の日、ユウはランの住んでいる福岡県に一緒に生いきたいと親に言うだけいって、あたしと福岡県へと帰った。

あたしはユウと同居状態になり、ある日あたしが遊園地に行きたいといっていった帰りに・・・あたしをかばってこの世からいなくなった。

その時あたしとユウは、お揃いのマスコットをカバンにつけて手をつないで歩いていたところを、居眠り運転をしていたトラックがあたしとユウのところに突っ込んできて、ユウはあたしを無理やり押した。

その時のユウは即死といってもいい位の状態。

あたし自身は無傷だったけど、心はズタズタに切り裂かれた感じで、その場で泣き崩れるしかなかった。

その場で警察が来るまで、ユウ・・・死なないで、あたしをおいていかないで。

ユウの側で泣いていることしか出来なかった自分は、自分がユウを殺したんだ。そうやって自分を責めることしか出来なかった。

その一年間は結局不登校なまま卒業して、高校は咲の説得のおかげで何とかこれるようになった。


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表紙・目次

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