夏は恋する季節



うん、快晴!



海日和!



昨日買った水着を持って10時に時計台の下で美桜を待つ



「みーかん!」



5メートルほど先から美桜が手を振りながら走ってくる



あたしはつついていた携帯をしまって手を振りかえした



「ごめん、待った?」



美桜が少し申し訳なさそうに顔の前で手を合わせる




「いや、全然!いこっ!」




あたしはそんな美桜に笑顔を向けて歩きだした



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