夏は恋する季節
次の日
教室に入ると美桜が抱き着いてきた
「みーかーんー、昨日はどうだったのよ?」
あ、はい、やっぱりききますよね、わかってました
「いや、どうだったもなにも普通に帰っただけだけど」
うそっ!と美桜は離れてあたしの顔を舐めるようにみる
「ははーん、その顔はどっかでお茶したね?」
な、なぜわかる
「喫茶店でコーヒー飲んだだけだよ?」
「やっぱりなにかあったんじゃん!」
美桜は笑ってあたしに言った