夏は恋する季節


曲がかかる



その間も心也くんとあたしは会話をしたままだった



「先輩、髪形にあってます」



「そ、そう?最後の体育祭だから気合い入れちゃったんだよね」



「化粧もしてます?いつも可愛いけど今日はいちだんと…」



「う、うるさい!!」



「ふふっ、それじゃあ先輩、また後で」




スッと心也くんの手があたしから離れた



あ、躍り終わったんだ






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