さよなら金曜日


彼かと思って
顔をあげたら、違った。


多分、
クラスの女の子だった。



ニコニコした表情で
私を見下ろしていた。



私は廊下へと逃げた。




誰もいないところまで
走って、

結局ついたのは保健室。




よかったのか、
先生はいない。




とりあえず、
呼吸を整えた。
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