秋山…押入れシリーズ~キャア~のレビュー一覧
どこの家にでもある押し入れにまつわるお話… 実際に身近におこりそうな?妙にリアリティを感じるお話ばかりです。 だけど独特の語り口調がフワッと物語を包みこむ。 この感じ、この感覚がとても心地よいのです。 そのセンスの良さに読者はどんどん引き込まれてページをめくってしまう。 短編なのでサクサクっと読んでほしい。
貴方の部屋にも押入はありますよね?出来る事なら、これからは日の高い内に出し入れを済ませておきましょう。 この作品を読んだ後ではそんな恐ろしい事、きっと出来なくなるから… ましてや、一人の時なんて… 短編集ながら、完成度の高さは圧巻の一言!では、押入の世界へどうぞ…
1話ずつのショートストーリーにまとめた、押し入れに纏わる5つの恐怖話。 身近な押し入れを題材に、語り口調の独特なスタイルは、読者を飽きさせません。 怖さの中に、面白さがあるので、ついつい頁を捲ってしまいます。 さあ、あなたも【秋山ワールド】へ行ってらっしゃ〜い!
押し入れに纏わるお話を、五話も 読めます! 怖い… 怖いけど、読んでしまう…… そこが秋山ワールドの魅力。 相変わらず読者を引っ張って離さ ない筆力に加え、初めてとは思え ない程ゾッとするホラー感…… と来れば、もう読んでみるしかな いですよね!
ホラーキター!抜群のセンスで練りに練られた語り口調は秋山ならではの技!マジ恐いのにヒュードロ系に後まで変な引きずられは無い。場面を変え舞台を変え役者を変え、その都度目玉と心臓を震え上がらせる物語だ。恐ろしいのに読みたくなる、恐怖心よりも勝るのだ……この作品は。何度でも読めちゃうホラーってスゲエ………!
秋山まゆみが、ホラーに挑む。 秋山ファンとしては、読まずにいられない。 今まで、ホラー小説は読んだ事がないのだが、興味しんしんで読み始めた。 はたして、ストーリーの名手の描きだすホラーは、ライトな恐怖と共に、読者の興味を引き付けて離さない。 ここに、秋山まゆみ、ホラーの新境地を開拓す。