クローバー的恋事情
榎本さんが出社してきた時間は8時40分で、販売課のほぼ全員が揃っている時間だった。他の課もどんどん出社してきていて、2人しかいない時よりも騒がしくなっていた。入力作業はあと少しだ。
「えっと、7時45分に来ました」
「そうなんだ。へー、頑張ってるね」
「あ、はい」
榎本さんは他に何か言いたそうにしていたけど、会議までの時間がないことを分かっているので何も言わなかった。
あとで何か言われることは覚悟しておこう。
「出来た!」
「葵ー。終わった?」
「うん。今終わったから送るね。確認、お願いね」
田辺くんは確認が済んだら、プリントアウトして、会議の準備に入る予定だ。藤沢さんの補佐として、会議に出席することになっている。初めての会議参加だから張り切っている。
私もいつか会議に参加出来るようになりたい。でも、少しでも自分が関わることが出来たので、今日は満足。朝から良い仕事をした気分だ。
新しいコーヒーを入れてこようかな。
「えっと、7時45分に来ました」
「そうなんだ。へー、頑張ってるね」
「あ、はい」
榎本さんは他に何か言いたそうにしていたけど、会議までの時間がないことを分かっているので何も言わなかった。
あとで何か言われることは覚悟しておこう。
「出来た!」
「葵ー。終わった?」
「うん。今終わったから送るね。確認、お願いね」
田辺くんは確認が済んだら、プリントアウトして、会議の準備に入る予定だ。藤沢さんの補佐として、会議に出席することになっている。初めての会議参加だから張り切っている。
私もいつか会議に参加出来るようになりたい。でも、少しでも自分が関わることが出来たので、今日は満足。朝から良い仕事をした気分だ。
新しいコーヒーを入れてこようかな。