僕が霊を信じた日
僕は仕方なしに、テレビの電源を消した。

と、友には見えたらしい。


暗くなったテレビ画面で、僕達の間を歩き通過した女性を。


その時、口には出していなかったが、確かにあの時、彼は何かに脅えていた。



友が来たことにより、僕の家にいる精神的恐怖を増進させた。
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