僕が霊を信じた日
僕は真夜中に目を覚ました。


それはいつもと違って、目を開けた瞬間に、金縛りにあった。



何か足を擦るような音。


それは次第に近付いて来る。


僕は大きく目を見開いたままだった。



僕の視界に髪を垂らした女性が飛びこんでくる。


僕の身体から汗が大量に出ている気がした。
< 46 / 56 >

この作品をシェア

pagetop