128√e980-I Love You-
復讐。


あの事件から2週間。
何事もなく解決された。
泉菜たちは雷秋の圧力に負け、
女子同士の喧嘩とぃぅことで停学。

そして、クリスマスが近い。
それでか、雷秋が浮かれ気味。
私からしたら、すんごい女々しい。
それを雷秋に言ったら、

《雪華と一緒に過ごせるんなら
 何言われたって構わない。》

と。

雷秋とは体を何回も重ねた。
そのたびに、彼は《あいしてる》
って言う。
それに、変な合い言葉を教えられた。

《雪華知ってる?
 方程式で愛がつくれること。》

《何それ。笑》

《バカにしてる?》

《うん。》

《そんなはっきり、言わないでよ(泣)
 教えてゃる。
 128√e980って書いて上半分隠すと…。》

《ホントだ…、んで?》

《これが、俺らの合い言葉。》

《いつつかうの?使わないよね?》

《…いつか。》

《ふっ…、何それ。》

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