ジャスミン

そのまま、ブラウスのボタンを器用に外しながら下着の線を辿っていき、僅かにできた隙間からホックに手をかける。開放感を感じるとすぐ次には身体の奥を擽るような刺激に茉莉は完全に身を任せた。

颯太郎の手に舌に身体に次々に襲う甘い快感の波は次第に大きくなり、幾度となくその大きな波に呑まれていった。

茉莉は意識が遠のいていく中で、颯太郎が耳元で囁いた言葉を思い出したー。



『茉莉、俺もどうしようもないくらい
おまえを愛してる。』