ジャスミン
『次を右に行って!あぁ~もう茉莉に何かあったらどうしよう!?部長を八つ裂きにしてやりたい~!』
『まずは俺が再起不能にしてやる!』
『あ…のー、美香りん?颯太郎くん?落ち着いて、ね?』
『「これが落ち着いていられるか!」訳ないでしょ!』
『…見事なコンビ(涙)』
大樹は半泣きになりながら、アクセルを踏む。
『あそこの街灯のとこが茉莉ちゃんのマンション…あぁ~いたっ!部長もいるわ!!』
街灯の光に照らされて男女が立っているのが分かる。
よく見れば、男が女の腕を掴んでいる。それを見た美香と颯太郎の怒りは頂点に達した。
(部長さん生きて帰れるかな…。)
大樹はブレーキを踏むと、途端に飛び出した二人を見送りながら、ただ一人部長の身を心配した。
『まずは俺が再起不能にしてやる!』
『あ…のー、美香りん?颯太郎くん?落ち着いて、ね?』
『「これが落ち着いていられるか!」訳ないでしょ!』
『…見事なコンビ(涙)』
大樹は半泣きになりながら、アクセルを踏む。
『あそこの街灯のとこが茉莉ちゃんのマンション…あぁ~いたっ!部長もいるわ!!』
街灯の光に照らされて男女が立っているのが分かる。
よく見れば、男が女の腕を掴んでいる。それを見た美香と颯太郎の怒りは頂点に達した。
(部長さん生きて帰れるかな…。)
大樹はブレーキを踏むと、途端に飛び出した二人を見送りながら、ただ一人部長の身を心配した。