ジャスミン
〜茉莉〜
『茉莉ちゃ~ん!顔がにやけてるよぉ。』
美香のご指摘に顔をブルブルッと振ると標準モードに切り替える。
『金曜の夜はやばかったけど、週末は充実してたみたいだねっ!』
『…おかげさまで。』
この週末は、颯太郎との距離を縮める充実した時間になった。思い出すだけで簡単に標準モードの顔は崩れていく。
(あ~っ、いかんいかん!)
両手を頬に少し強めに押し当てる。
そんな様子を美香は半ば呆れたように見ていた。
更衣室を出ると、美香が小声で茉莉に話しかける。
『でも、佐伯部長がフランスとはねぇ。奥さんと話せたのかな?』
『…うん。お互い想い合ってる二人だと思うからきっと大丈夫。』
二人はお互いを想い過ぎて、きっとすれ違ってしまったのだと茉莉は確信にも似たものを感じていた。
『さぁ~!ショーのこともあるし、今週も忙しく仕事しますかっ!』
美香と茉莉は顔を見合わせると、パチンッと片手をハイタッチして互いの戦場へと向かっていった。
『茉莉ちゃ~ん!顔がにやけてるよぉ。』
美香のご指摘に顔をブルブルッと振ると標準モードに切り替える。
『金曜の夜はやばかったけど、週末は充実してたみたいだねっ!』
『…おかげさまで。』
この週末は、颯太郎との距離を縮める充実した時間になった。思い出すだけで簡単に標準モードの顔は崩れていく。
(あ~っ、いかんいかん!)
両手を頬に少し強めに押し当てる。
そんな様子を美香は半ば呆れたように見ていた。
更衣室を出ると、美香が小声で茉莉に話しかける。
『でも、佐伯部長がフランスとはねぇ。奥さんと話せたのかな?』
『…うん。お互い想い合ってる二人だと思うからきっと大丈夫。』
二人はお互いを想い過ぎて、きっとすれ違ってしまったのだと茉莉は確信にも似たものを感じていた。
『さぁ~!ショーのこともあるし、今週も忙しく仕事しますかっ!』
美香と茉莉は顔を見合わせると、パチンッと片手をハイタッチして互いの戦場へと向かっていった。