ジャスミン
『どうもありがと〜♡』
美香は池田に手を振りながら満面の笑みで送り出した。姿が見えなくなると素の表情に戻り、みるみる内に顔を強張らせていく。
『どうなってるの!?』
池田の話によると、茉莉は体調を崩して西川と一緒に帰って行き、颯太郎は終始汐里とベッタリで一緒に帰って行ったとのこと…。
『…何がどうしたらそうなるの?』
美香は頭を抱えてヴーンと唸る。すると、ずっと静観していた大樹が口を開く。
『…何か変じゃない?俺の知ってる颯太郎は仮にも仕事絡みの飲み会で女の子とイチャつくなんて絶対しないし、ましてやお持ち帰りなんてあり得ない。』
大樹の話を聞きながら美香も次第に冷静さを取り戻す。
『確かに…普段の茉莉だったら体調悪いからって途中で投げ出すなんてこと絶対しないよ。西川くん前々から茉莉のこと狙ってる感じだったし、でも彼、何か裏がありそうで私苦手なんだよねぇ。』
『三上汐里とその西川って奴さー、何か怪しくない?』
美香は池田に手を振りながら満面の笑みで送り出した。姿が見えなくなると素の表情に戻り、みるみる内に顔を強張らせていく。
『どうなってるの!?』
池田の話によると、茉莉は体調を崩して西川と一緒に帰って行き、颯太郎は終始汐里とベッタリで一緒に帰って行ったとのこと…。
『…何がどうしたらそうなるの?』
美香は頭を抱えてヴーンと唸る。すると、ずっと静観していた大樹が口を開く。
『…何か変じゃない?俺の知ってる颯太郎は仮にも仕事絡みの飲み会で女の子とイチャつくなんて絶対しないし、ましてやお持ち帰りなんてあり得ない。』
大樹の話を聞きながら美香も次第に冷静さを取り戻す。
『確かに…普段の茉莉だったら体調悪いからって途中で投げ出すなんてこと絶対しないよ。西川くん前々から茉莉のこと狙ってる感じだったし、でも彼、何か裏がありそうで私苦手なんだよねぇ。』
『三上汐里とその西川って奴さー、何か怪しくない?』