ジャスミン
『俺は…専務に呼び出されて三上をプロジェクトチームに入れることになったんだ。飲み会の時に茉莉が先に帰った後、三上に引っ張られて茉莉とあいつの姿を見たんだ…その後、飲み会が解散して三上がついて来たから一喝したら忘れてたからって携帯渡されて…ん?』
自分の身に起こった出来事を順番に話していくうちに不自然な気持ちになる。
『茉莉…さっき俺からの電話があってって言ったよな?さっきも言った通り、俺は掛けてないぞ?』
『へ…?だって、ちゃんと掛かってきたよ!颯太郎…三上さんに告白されたんでしょ?それで…その後…一緒に過ごしたんじゃないの…?』
茉莉は反論するように話すものの、最後には落ち込んだように声が小さくなる。
『はぁ?一緒に過ごすとかあり得ねえよ!…確かにそんなような事は言われたが、きっぱり断ったし、その後に携帯忘れてたって渡されたんだ。』
颯太郎は誤解されたくない一心で必死に真実を伝える。
『…そうだったんだ。…ごめんなさい!少しでも疑ってしまって。』
茉莉は申し訳なさそうに謝る。颯太郎は解ってもらえた事への安堵と同時に逆に胸を押し潰されるような傷みを感じる。
自分の身に起こった出来事を順番に話していくうちに不自然な気持ちになる。
『茉莉…さっき俺からの電話があってって言ったよな?さっきも言った通り、俺は掛けてないぞ?』
『へ…?だって、ちゃんと掛かってきたよ!颯太郎…三上さんに告白されたんでしょ?それで…その後…一緒に過ごしたんじゃないの…?』
茉莉は反論するように話すものの、最後には落ち込んだように声が小さくなる。
『はぁ?一緒に過ごすとかあり得ねえよ!…確かにそんなような事は言われたが、きっぱり断ったし、その後に携帯忘れてたって渡されたんだ。』
颯太郎は誤解されたくない一心で必死に真実を伝える。
『…そうだったんだ。…ごめんなさい!少しでも疑ってしまって。』
茉莉は申し訳なさそうに謝る。颯太郎は解ってもらえた事への安堵と同時に逆に胸を押し潰されるような傷みを感じる。