ジャスミン
『でも汐里この前の飲み会で倉田さんがそちらの西川さんと手を繋いで帰って行くのを課長と見ちゃったんです!言わない方が良いかなって思ったんですけど、課長もすごくショック受けてたし、汐里何か許せなくて…。』
一通り熱弁すると、ウルウルと瞳に涙を滲ませ俯いた。
『それって二股ってこと⁉︎』
『えー課長とあのイケメンくんって、すごくない⁉︎』
周りの人たちも汐里の様子にヒソヒソと話し出す。
(…この状況で何言ってもダメだよね。)
茉莉は膝の上で両手をギュッと握りしめる。
『いい加減にしろ!そのことはもう二人の中で解決してることだ。』
怒りを含んだ話し方に汐里もさすがに一瞬怯む。周りの人たちもシーンと事の成り行きを見守る。
『でも!課長騙されてるんじゃないんですか⁉︎今回の佐伯部長から異例の抜擢だって二人の仲は普通の上司と部下以上に見えました!倉田さん美人だからそうやって仕事もらって…。』
『それ以上言ったら許さないよ?』
一通り熱弁すると、ウルウルと瞳に涙を滲ませ俯いた。
『それって二股ってこと⁉︎』
『えー課長とあのイケメンくんって、すごくない⁉︎』
周りの人たちも汐里の様子にヒソヒソと話し出す。
(…この状況で何言ってもダメだよね。)
茉莉は膝の上で両手をギュッと握りしめる。
『いい加減にしろ!そのことはもう二人の中で解決してることだ。』
怒りを含んだ話し方に汐里もさすがに一瞬怯む。周りの人たちもシーンと事の成り行きを見守る。
『でも!課長騙されてるんじゃないんですか⁉︎今回の佐伯部長から異例の抜擢だって二人の仲は普通の上司と部下以上に見えました!倉田さん美人だからそうやって仕事もらって…。』
『それ以上言ったら許さないよ?』