ジャスミン
『うん?たまには昼間から飲むのも良いかなってさ。…こんなだだっ広い部屋に一人で居たくない時もあるだろ?』
『…おまえ、俺のこと好きなのか?』
『っ⁉︎は?違うっ違うよ!俺には美香りんという可愛い彼女が〜!いくら落ち込んでても道を踏み外しちゃだめだよ!』
颯太郎の返しが予想外だったのか、慌てて窘める大樹。
『ぷっ、冗談に決まってるだろ!…なるほど美香さんに俺たちの状況を聞いたって訳か。』
『へ?あっ…もう、意地が悪すぎだよ。』
『…ありがとな?丁度俺も飲みたい気分だったんだ。付き合えよ。』
大樹の配慮に感謝しつつ、何本かビールとつまみを持ってリビングに移動する。
プシュッ
プルタブを開けると軽く大樹と缶をぶつけ合い、一気に半分程飲み干す。
『…はぁー!ヤバイ、美味いわ。』
『だろ?日が出てるのにっていうのが更に美味く感じるんだよな。』
早々に一缶空けながらもつまみの袋を互いに開けていく。
『…で、颯太郎どうするの?』
『あぁ。今度の日曜日に茉莉と会うことにした。』
その言葉に大樹は動かしていた手を止める。
『…おまえ、俺のこと好きなのか?』
『っ⁉︎は?違うっ違うよ!俺には美香りんという可愛い彼女が〜!いくら落ち込んでても道を踏み外しちゃだめだよ!』
颯太郎の返しが予想外だったのか、慌てて窘める大樹。
『ぷっ、冗談に決まってるだろ!…なるほど美香さんに俺たちの状況を聞いたって訳か。』
『へ?あっ…もう、意地が悪すぎだよ。』
『…ありがとな?丁度俺も飲みたい気分だったんだ。付き合えよ。』
大樹の配慮に感謝しつつ、何本かビールとつまみを持ってリビングに移動する。
プシュッ
プルタブを開けると軽く大樹と缶をぶつけ合い、一気に半分程飲み干す。
『…はぁー!ヤバイ、美味いわ。』
『だろ?日が出てるのにっていうのが更に美味く感じるんだよな。』
早々に一缶空けながらもつまみの袋を互いに開けていく。
『…で、颯太郎どうするの?』
『あぁ。今度の日曜日に茉莉と会うことにした。』
その言葉に大樹は動かしていた手を止める。