ジャスミン
そのまま服を受け取りながら茉莉の腕を掴むと、茉莉も颯太郎の首に腕を回し、微笑む。

茉莉の顎に手をかけ、颯太郎は口を塞いだ。

優しく啄むようなキスから、どんどん自分の中の理性が崩れていくのを感じると、次第にキスも深くなっていくー。

『んっ。』

茉莉から甘い吐息が聞こえると、開いた口の隙間から舌をいれる。

『ぁっん』

颯太郎は茉莉をベッドへとゆっくり倒し、耳や首に導かれるように舌を這わせる。
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