<7>
もう、無理だ。
私には子どもを預かる仕事はできない。
小さいころからの夢がかなって就くとこができた「保育士」という仕事に自信がなくなっていた。
家に帰る途中、携帯を見るとひろからの着信が何件か入っていた。
早く家に帰ってひろにいつもみたいに頭をくしゃくしゃって撫でてもらいたかった。
そしていつもみたいに、
「あんまりムリすんな。
みーは仕事辞めて、オレの子ども生んでずっとオレそばにいればイイよ。」
って言ってくれたら、そうしようと思ってた。
8時過ぎに家に着いた。
いつもなら帰ってるはずのひろの姿が見えない。
残業?と思いながらも、ひろの携帯に何度か電話してみる。
「只今、電波の入らないところに・・・」
ってアナウンスが流れてくるだけだった。
その日、ひろは帰って来なかった。
私は立ち直れていないまま園に向かった。
噂はあっという間に広まったようで、保護者の目が冷たい。
誰も私に子どもを預けにこようとしない。
私は担任を外された。
家に帰るとひろが
「昨日はごめんな。
連絡できなくって・・・」
と謝ってきた。
そんなことはどうでもよかった。
私はひろの胸に飛び込んで大泣きした。
私には子どもを預かる仕事はできない。
小さいころからの夢がかなって就くとこができた「保育士」という仕事に自信がなくなっていた。
家に帰る途中、携帯を見るとひろからの着信が何件か入っていた。
早く家に帰ってひろにいつもみたいに頭をくしゃくしゃって撫でてもらいたかった。
そしていつもみたいに、
「あんまりムリすんな。
みーは仕事辞めて、オレの子ども生んでずっとオレそばにいればイイよ。」
って言ってくれたら、そうしようと思ってた。
8時過ぎに家に着いた。
いつもなら帰ってるはずのひろの姿が見えない。
残業?と思いながらも、ひろの携帯に何度か電話してみる。
「只今、電波の入らないところに・・・」
ってアナウンスが流れてくるだけだった。
その日、ひろは帰って来なかった。
私は立ち直れていないまま園に向かった。
噂はあっという間に広まったようで、保護者の目が冷たい。
誰も私に子どもを預けにこようとしない。
私は担任を外された。
家に帰るとひろが
「昨日はごめんな。
連絡できなくって・・・」
と謝ってきた。
そんなことはどうでもよかった。
私はひろの胸に飛び込んで大泣きした。