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*2*
毎日、ひろの帰りを待つ生活が始まった。
苦手な掃除をしながら、ひろの為に美味しいご飯を作って待つ。
お世辞にも美味しいとは言えないごはんを
「みーが作ったものは何だって美味しいよ。」
と言ってひろはおかわりまでして食べてくれた。

ひろにもっと美味しいものを食べてもらいたくって、料理教室に通うことにした。
その日に習ったものを、その日の夕飯に出す。
ひろは
「すっげぇうまい。
オレすっげぇ幸せだ。」
と言って笑って、私の頭を撫でてくれた。

ひろは私がさびしくないようにと、残業をしないで早く帰ってきてれた。
仕事中にもいっぱいメールをくれた。
私を思ってくれているひろの気持ちがうれしかった。

本当に幸せだった。
ひろとずっと一緒にいたいと思っていた。
絶対幸せになれると信じてた。
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