最後の星空
実は、すごい気になてった・・。


「優だょ・・・・」

どくん・・・。

「ぅ・・うそでしょ・・・ありぇないょ・・・」
優が?

親友でしょ・・・?

「優?そいつって美香の親友だろ?」

私はコクっとうなずいた。

「そなのっ?俺も理由は聞かないでって言われてたんだ・・・」

「どうして・・・優は親友だょ??」

私は涙がこぼれるのも堪えなかった・・・。

堪えられなかった・・・。

裏切られたってこと・・?

わけわかんないょ・・・

私はカバンを持って、立った・・・。

「かえるねっ・・・」

涙をぬぐって・・・星くんの家を出た・・。

優・・・嘘だって・・言ってよ・・。

私が来たのは・・・。

優の家の前だった・・・。

すっごい・・・心臓が早くなってる・・・。

チャイムを押す手が震える・・。


ガチャ・・・

優は一瞬ビックリした顔をした・・。

「ちょっと話ある・・んだけど・・・」

「何?」

優が冷たい・・

いつもの優じゃない・・・。

「京介くんに私のこと落とせって言ったの優なの??
違うょねっ!?優は親友だよね??・・・」

この沈黙すら悲しく感じる・・・。

「あたしが仕向けたの。京介に美香を落とさせるようにって・・」

なんで・・・・。


信じてたのに・・・

「なんで・・・なんでそんなことしたんだょっ!!!!」
私じゃないみたい・・・

「大きい声出さないで。なんで?邪魔だからよ」
私は言葉を失った・・・・。

邪魔???

頭の中で何かがふっきれた・・・。

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