お見合いの達人
「ちょっと家によってもらっていい?」
「は?」
「このままじゃどこにも行けないし、
着替えに戻りたいんで。」
って、この状況のまま
お見合い続けてるつもりなの?
それなら、あの場所に私を呼んだ意味はあるの?
それにいきなりおうちに行くってどうなの、
本当に何処まで行っても企画外。
「どうぞ、
着替えでもなんでもしてください。」
「あ、ほんとありがとう。」
「私はここで失礼しますので、
手当てしてくださりありがとうございました。」
「え??」
ちょっと悪くない男だけど
結婚相手と考えると、
無理だ、
つまり彼の生活は
その野球をベースにできている。
私が割り込む隙はない。
あったとしても中心にはなれない。
婚活始めたばかり
何もこの話に無理に付き合う必要はない。
大将には明日そういうことにしよう。
「申し訳ありません
このお話、お断りします。」
ちょっと待って、
と食い下がってきた彼だけど、
私の心はNOに決まってしまった。
初めてのお見合いは×で始まった。
若いうちなら、つきあったかもしれない。
悪いけど、
今の私は遠回りをする時間はない。
「は?」
「このままじゃどこにも行けないし、
着替えに戻りたいんで。」
って、この状況のまま
お見合い続けてるつもりなの?
それなら、あの場所に私を呼んだ意味はあるの?
それにいきなりおうちに行くってどうなの、
本当に何処まで行っても企画外。
「どうぞ、
着替えでもなんでもしてください。」
「あ、ほんとありがとう。」
「私はここで失礼しますので、
手当てしてくださりありがとうございました。」
「え??」
ちょっと悪くない男だけど
結婚相手と考えると、
無理だ、
つまり彼の生活は
その野球をベースにできている。
私が割り込む隙はない。
あったとしても中心にはなれない。
婚活始めたばかり
何もこの話に無理に付き合う必要はない。
大将には明日そういうことにしよう。
「申し訳ありません
このお話、お断りします。」
ちょっと待って、
と食い下がってきた彼だけど、
私の心はNOに決まってしまった。
初めてのお見合いは×で始まった。
若いうちなら、つきあったかもしれない。
悪いけど、
今の私は遠回りをする時間はない。