お見合いの達人
だがしかし、
何で私はここに残ってあいつの去ったテーブルに座っていなくちゃならんのか?
なんだか納得が行かない。
「店長、大丈夫ですか?」
と申し訳なさそうにミーコちゃんがさっき頼んだメニューを1人分だけ運んできた。
そこにはさっき払った代金を半分だけ乗せられていた。
「ああ、まあ」
カフェラテをこくりと飲むと、
甘い味が口に広がった。
「正直本当に戻ってきてほしいんですよ。
って、バイトから社員にしてもらっておいてなんですけど、
カフェのスタッフも入って新体制になったし、
みんな戸惑っているのに、
あの人は相変わらず指示だしてるだけで、
みんなあの人についていくって気分にはなれなくて、やめたい気分です」
「でも、視察の時とか上手く行ってる感じだったじゃない」
「それですよ!そう言う時だけいいかっこして、
後はみんな社員なんだからって、
さっき対応してくれた人いたでしょ?あの人がカフェリーダーで、
私と二人に責任や問題は押し付けてくるんですよ」
「みーこちゃん」
私は慌てて彼女の口をふさいだ。
そうでなくても、さっきの騒動で人目を引いているのに、
店員が上司にあたる人間の悪口をいってるなんて、
サービス業としてあってはならない。
何で私はここに残ってあいつの去ったテーブルに座っていなくちゃならんのか?
なんだか納得が行かない。
「店長、大丈夫ですか?」
と申し訳なさそうにミーコちゃんがさっき頼んだメニューを1人分だけ運んできた。
そこにはさっき払った代金を半分だけ乗せられていた。
「ああ、まあ」
カフェラテをこくりと飲むと、
甘い味が口に広がった。
「正直本当に戻ってきてほしいんですよ。
って、バイトから社員にしてもらっておいてなんですけど、
カフェのスタッフも入って新体制になったし、
みんな戸惑っているのに、
あの人は相変わらず指示だしてるだけで、
みんなあの人についていくって気分にはなれなくて、やめたい気分です」
「でも、視察の時とか上手く行ってる感じだったじゃない」
「それですよ!そう言う時だけいいかっこして、
後はみんな社員なんだからって、
さっき対応してくれた人いたでしょ?あの人がカフェリーダーで、
私と二人に責任や問題は押し付けてくるんですよ」
「みーこちゃん」
私は慌てて彼女の口をふさいだ。
そうでなくても、さっきの騒動で人目を引いているのに、
店員が上司にあたる人間の悪口をいってるなんて、
サービス業としてあってはならない。