お見合いの達人

「さあ、どうして欲しいの?懇願なさい?

さあ、早く私に赦してもらいたいことは何?」


「うっ、あっ。

うあっ」


ぎりぎりと縛りあげられながら、

パシリパシリと鞭で叩かれている自分は、

ただただ、加えられる痛みにに耐えながら、

身体の底からにじみ出てくる喜びに酔いしれていた。


「ほらっ、ダメな子ブタちゃんね、

早く!ほら言いなさい!」


「うっあの、もっと下さい……」



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