ただキミが欲しかった







ボーっとそんなことを思い出してたら、早崎が歌いだした。












今僕の想いが消えるのならば


この世にかけがえのない足跡を残そうか


雨に打たれても 風に吹かれても


倒れない心を植えようか


そのために地球は出来たんだ



誰かが存在意義を求めた結果がこの世界なんだ



なら泣こう


大声で叫ぼう


愛を、悲劇を叫ぼう


そして笑おう


僕がキミを照らすよ


光となってキミの心の支えになるよ


道に迷ってもいい


遠回りをしてもいい


証があるから



キミには僕がいるから



キミには支えがあるから



キミが輝く手助けをしよう



さぁ、笑おう




今、キミと僕の世界が色付き始める



                  」
 















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