東京モラトリアム
「コホン)波乃音。」
「あ、会長....えと....」
「そんなに俺とは嫌か??」
「いいえ!!!そんなことありません....ですが、会長の評判が悪くなりませんか??」
「何を言ってるんだ??お前は馬鹿か??
つか、まだそんなこと気にしていたのか」
「ば、馬鹿って....気にしますよ....。」
トップとビリ....そりゃ、あたし自体は馬鹿でもないし、腕もいいと思う。自意識過剰って言われるかもだけどさ....
でも、表上、自分は良くても人に迷惑はかけたくない....。
「気にするな。お前を生徒会に引き入れたときから、そんなもの承知。でなければ、お前なんて、最初から引き入れたりしない」
「そうそう!!!波乃音姉、気にしすぎると禿げちゃうよw」
「は、禿げません!!!」