病弱プリンセスの1年間



私は残りの1週間奇跡的に元気だった

そして最後の日もあの人は来なかった


今までありがとうございました


それだけ言い残し私は教室を後にする

梨絵や彩希はもうすごい泣いて
行かないで行かないで言うけど


もうそろそろ逝かないとだめなんだよ
そう思いながら、忘れないからと告げ

自宅までの道のりを1人で歩く



私はもうじき天に空に飛び立つ...


でももうちょっといい人生したかったな~


私の初恋の人が実の双子なんて本当
ありえないし!

なんて思いながら1人で思い出に
浸りながら歩いてた


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