病弱プリンセスの1年間





竹内佑真が学校に来たのは3時間目の時



彼は遅刻魔らしくほぼ毎日遅刻するらしい


ガラガラ


扉を開ける音だ




佑真、早く席座れ!今日も遅刻!





だるそうに彼は教卓の扉から私の席の道を
通ってく


      はずだった




【あんた、転校生?】

は、はい、そうです

【あ、そう、よろしく】




いきなり喋りかけられてビックリして
ビクッとなった自分が情けない



私の斜め後ろの座席に座る




私はとてもそいつ、遅刻魔の竹内の顔が
イケメンすぎてビックリした



クラスの女子も見入る程かっこよく
中性的な顔立ちで体のバランスも丁度。




あー、こいつは絶対モテるな、と確信した




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