黄昏に香る音色 2
香里奈は訝しげに、男の子の見つめた。
知った顔だ…。
同じ学校だと思うけど…
話したことはないし、
名前も知らない。
「こんな時間に、家まで押しかけて、非常識なのは、わかってるんだけど…」
頭を一度下げてから、男の子は、鞄の中をガサガサと、何かを探し出した。
「携帯も、メルアドも知らないけど…速水さん家は、有名だから…直接来ました」
男の子の表情が、明るくなった。
やっと、見つけたみたいだ。
さらに、笑顔になり、
男の子は、手紙を香里奈に差し出した。
「いきなりだけど…」
今度は、顔を真っ赤にして、男の子は言った。
「好きです。付き合って下さい」
「え」
香里奈は目が、点になった。
知った顔だ…。
同じ学校だと思うけど…
話したことはないし、
名前も知らない。
「こんな時間に、家まで押しかけて、非常識なのは、わかってるんだけど…」
頭を一度下げてから、男の子は、鞄の中をガサガサと、何かを探し出した。
「携帯も、メルアドも知らないけど…速水さん家は、有名だから…直接来ました」
男の子の表情が、明るくなった。
やっと、見つけたみたいだ。
さらに、笑顔になり、
男の子は、手紙を香里奈に差し出した。
「いきなりだけど…」
今度は、顔を真っ赤にして、男の子は言った。
「好きです。付き合って下さい」
「え」
香里奈は目が、点になった。