黄昏に香る音色 2
「何!?」
香里奈は思わず、手紙を受け取ったけど、まだ理解していない。
あまりにも、突然過ぎて。
男の子は、赤くなりながらも、ずっと笑顔だ。
「返事は、今すぐでなくて、いいです。学校で、会った時に…いつでもいいから」
男の子は深々と、頭を下げる。
「じゃあ…失礼します。おやすみなさい」
一方的に、話し終わると、夜道を帰っていく男の子を、
呆然と、香里奈は見送った。
「誰…?」
香里奈は、手紙に視線を移し、首を捻った。
香里奈は思わず、手紙を受け取ったけど、まだ理解していない。
あまりにも、突然過ぎて。
男の子は、赤くなりながらも、ずっと笑顔だ。
「返事は、今すぐでなくて、いいです。学校で、会った時に…いつでもいいから」
男の子は深々と、頭を下げる。
「じゃあ…失礼します。おやすみなさい」
一方的に、話し終わると、夜道を帰っていく男の子を、
呆然と、香里奈は見送った。
「誰…?」
香里奈は、手紙に視線を移し、首を捻った。