黄昏に香る音色 2
直樹は、振り返った。

「あの子は…」

直樹はすぐに、美奈子の方を見た。

「部長!」

美奈子は、首を横に振り、

「わからない」

直樹はもう一度、廊下の方を見たが、

2人はもういなかった。

< 340 / 539 >

この作品をシェア

pagetop